家庭内で、何か物が紛失することって、よくあることですよね。
小さい子供がいるならなおさらです。
無邪気な好奇心で、ありとあらゆるものに触れ、そして何処かへ消えていきます。
(どれだけ大掃除しても見つからないんです。本当に不思議なものです。)
これが、”子供の取り分”というわけです。
我が家のミシンにも取り立てが発生しました。
糸ごまをセットする軸が逸失しました。
(セットして、ほんの少し離れている隙に、取り立てられていいて驚きです。)
一見、地味な部品ですが、これがないと基本的にはミシンを使用できません。
(単純なだけに代用方法はいくらでもありそうですが。)
取り外せる部品であるため、公式にもアクセサリとして販売しているだろうと思いましたが、見つけることはできませんでした。
ということで、簡単な話です。作ってしまおうぜということですね。
こういったときにも、3Dプリンタが活躍するのです。
作成
まずは、3DCADで3Dデータを作っていきます。
使用しているソフトはFusion360です。とても使いやすく、オススメできるソフトです。
現品がないので、適当にノギスでサイズを図りつつ、雑に作っていきます。
そして、作成したデータをスライスします。
使用しているソフトはCuraです。
ということで、3Dプリンタで作成したものが、こちらになります。
どこからどう見ても、なんの面白味もないただの棒です。
そして、これをミシンに取り付けることで、糸ごまをセットできるようになります。
3Dプリンタではこういった逸失物にも対応できる便利なツールです。
決して万能ではありませんが、使い方次第で豊かになること間違いなしです。
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