ミシン糸ごま軸の紛失

3Dプリンタ

家庭内で、何か物が紛失することって、よくあることですよね。
小さい子供がいるならなおさらです。

無邪気な好奇心で、ありとあらゆるものに触れ、そして何処かへ消えていきます。
(どれだけ大掃除しても見つからないんです。本当に不思議なものです。)

これが、”子供の取り分”というわけです。


我が家のミシンにも取り立てが発生しました。
糸ごまをセットする軸が逸失しました。
(セットして、ほんの少し離れている隙に、取り立てられていいて驚きです。)

我が家のドナルドミシンです。よく働いてくれています。
縫合に使う糸は本来ここにあるべき軸にセットする。
元ある姿はこれです。軸がありますね。

一見、地味な部品ですが、これがないと基本的にはミシンを使用できません。
(単純なだけに代用方法はいくらでもありそうですが。)

取り外せる部品であるため、公式にもアクセサリとして販売しているだろうと思いましたが、見つけることはできませんでした。

ということで、簡単な話です。作ってしまおうぜということですね。
こういったときにも、3Dプリンタが活躍するのです。

作成

まずは、3DCADで3Dデータを作っていきます。
使用しているソフトはFusion360です。とても使いやすく、オススメできるソフトです。

現品がないので、適当にノギスでサイズを図りつつ、雑に作っていきます。

<8倍速> とても単純な構造なので、30秒くらいで完成します。

そして、作成したデータをスライスします。
使用しているソフトはCuraです。

スライサソフトで3Dプリンタ用のデータを作成しています。出力は21分で終わるようです。


ということで、3Dプリンタで作成したものが、こちらになります。
どこからどう見ても、なんの面白味もないただの棒です。

鬼のピンボケ(諦め)。

そして、これをミシンに取り付けることで、糸ごまをセットできるようになります。

雑に作成しましたが、ぴったりはまってくれました。
こんな感じで糸ごまを取り付けるわけです。

3Dプリンタではこういった逸失物にも対応できる便利なツールです。
決して万能ではありませんが、使い方次第で豊かになること間違いなしです。

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